こんにちは【スマホ情報基地局のしゃもじーに】です
今回は大手キャリアのオンライン専用プランである「ahamo」「povo」「LINEMO」を比較していきます
オンライン専用プランはスマホ料金が高い為、大手スマホ会社がオンラインのみで受付をする格安プランを提供したのが始まりです
しかし、最近のスマホ業界はサブブランドや格安MVNOの数が多くなってしまい、実際に自分に合っている携帯会社がどこなのかわからなくなってしまっている状態です
そんなスマホプランを携帯業界に10年以上いる著者が比較、解説していきます
この記事を読めば「ahamo」「povo」「LINEMO」の料金や特徴がわかります
オンライン専用プランはどのプランも独自性があるので自分に合ったプランが見つかると思います
オンライン専用プランの料金や特徴
自分に合ったオンライン専用プランはなにか
オンライン専用プランでの注意事項
オンライン専用プランの共通メリット

手数料がかからない
eSIMに対応している
大手携帯会社の電波が使える
まずはオンライン専用プランのメリットについて解説していきます
手数料がかからない
オンライン専用プランの最大の特徴は手数料が発生しないことです
契約の事務手数料や解約時の違約金が発生しません
これにより自分に合わなかったプラン時に手軽に携帯会社を変更する事が出来ます

2.3か月使って乗り換える事も実際は出来るけど、スマホ契約には信用情報がかかわってくるから気を付けてね
eSIMに対応している
eSIMとはスマホの中に内蔵されているSIMカードです
物理的なSIMカードの場合、契約してからSIMが送られてくるまでにどうしてもタイムラグがあります
しかし、eSIMは契約してからすぐに使う事が出来ます

eSIM対応機種があるから、どのスマホ出来るわけではないけど、今後出てくるスマホにはほとんど付いてくると思うよ
大手携帯会社の電波が使える
格安MVNOとの違いが大手携帯会社の電波がそのまま使える事です
MVNOは携帯電波を借りている事になるので、どうしても込み合う時間帯に速度が落ちる事になります
しかしオンラン専用プランはそもそも提供しているのが大手携帯会社の為、電波自体をそのまま使うことが出来ます
通信速度はスマホを使っていくうえで大きなメリットだと著者は考えています

今まで普通に使えていたものが使えないのは結構ストレスだよ。楽天モバイルは電波の問題で苦労しているから快適に使えるスマホの利用状況も比較したいね
オンライン専用プランのデメリット

オンラインでの申し込み
スマホ本体は自分で用意する
キャリアメールが使えない
次にオンライン専用プランのデメリットを解説してきます
オンラインでの申し込み
当たり前ですが、オンライン専用での受付になります
電話や対面でのサポートが受けられないのですし、契約の申し込みや解約もすべてオンラインとなります
しかし、ahamoだけは「ahamo WEBお申込みサポート」「ahamo WEBお手続きサポート」があり、3300円で全国のドコモショップでahamoの申し込みをサポート出来ます
オンラインでの申し込みが苦手な人や不安がある方はahamoがおすすめです

「ahamo WEBお申込みサポート」「ahamo WEBお手続きサポート」はあくまでもサポートなので実際の画面操作は本人が操作をしないといけないよ
基本的にスマホ本体は自分で用意する
オンライン専用プランは基本的にスマホ自体は自分で用意する必要があります
ほとんどの方は今までのスマホをそのまま利用すると思いますが、オンライン専用プランに変えると同時にスマホ本体も一緒に買い替えようと考えしている方は注意が必要です
povoとLINEMOは中古スマホサイトでの購入をおすすめしますが、ahamoには「ドコモオンラインショップ」で同時購入が出来ます
最新のスマホが欲しい方はahamoがおすすめです

キャリアメールが使えない
ahamo(docomo):@docomo.ne.jp
povo(au):@ezweb.ne.jp/@au.com
LINEMO(ソフトバンク):@softbank.ne.jp/@i.softbank.jp
ahamo・povo・LINEMOは大手携帯会社の格安プランです
しかし、大手携帯会社が提供しているキャリアメールはありません
キャリアメール自体がその携帯会社でしか使えないので、今後も携帯会社移動する機会があるかもしれないのでフリーメールを利用する事をおすすめします
どうしても今のキャリアメールが使いたい方には各携帯会社に有料で「メール持ち運び」サービスがあります
ahamo・povo・LINEMOの料金一覧
携帯会社 | ドコモ | au | ソフトバンク |
プラン名 | ahamo | povo | LINEMO |
基本料金 データ量 | 20GB:2970円/月 ※2022年6月から「ahamo大盛り」がスタート | 基本料金0円 データトッピング 1日使い放題:330円 1GB(7日間):390円 3GB(30日間):990円 20GB(30日間):2700円 60GB(90日間):6490円 150GB(180日間):12980円 | 3GB:990円/月 20GB:2728円/月 |
5分無料通話 | 無料 | 550円/月 | 550円/月(1年無料) |
通話し放題 | 1100円/月 | 1650円/月 | 1650円/月(1年1100円/月) |
通話料 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 |
通信制限後速度 | 最大1Mbps | 最大128kbps | 3GB:最大300kbps 20GB:最大1Mbps |
データ追加 | 1GB/550円 | 1GB/550円 | 1GB/550円 |
eSIM | 対応 | 対応 | 対応 |
簡単に料金の比較を出しましたが、ahamoがシンプルで使いたい時にデータを増やせるpovo、無料期間があるLINEMOという特徴があります
しかし、これだけでは自分に合っているプランがどれなのかわかりません
各プランを細かく見ていきましょう
ahamoの特徴
ahamo公式サイト
基本料金:2970円
通話サービス:5分無料
データ容量:20GB
通話料金:22円/30秒
大盛りオプション:1980円/月で+80GB(2022年6月から提供開始)
ahamoはシンプルでわかりやすい料金と通話もデータも両方使う人向けのプランです
基本料金2970円の中に20GBの通信量と5分通話無料が付いて、プランも1つだけとわかりやすい料金になっています
また、2022年6月からは「ahamo大盛り」オプションが開始され、合計100GB使用が出来ます
ahamo大盛りは即時適応と解約予約が出来るので疑似的に2段階定額のような使い方ができます
さらにahamoはドコモオンライショップから機種も一緒に申し込みが出来るので、機種も同時に変更したい人にはおすすめのプランになっています

ahamo大盛りはスマホをよく使う若い人向けかな?
ドコモオンラインショップは機種をほぼすべて選べるよ

povoの特徴
povo公式サイト
基本料金:0円
通話サービス:なし
データ容量:データトッピング
通話料金:22円/30秒
※180日以上データトッピングの購入がない場合は利用停止、契約解除となる事がある
povoの特徴はデータ容量を使いたい時に使える自由さです
povoの基本料金は0円です。使いたい時に使いたい分だけ使うことが出来ます
これはあまりスマホを使わないけど、スマホがないと困る人やサブ回線で持ちたい人におすすめです
しかし、通話オプションが有料だったり、通信制限後の速度が128kbpsだったりと他のプランと比べると弱い部分もあります
基本料金は0円ですが、180日以上トッピングの購入がない場合は利用停止、契約解除となる事があるので0円でずっと維持できる訳ではないので注意しましょう

ちなみに3GB30日間のデータをトッピングして、更に追加で3GB30日間をトッピングしても購入してから30日間の為、あわせて60日間にはならないよ

LINEMOの特徴
LINEMO公式サイト
基本料金:990円/3GB・2728円/20GB
通話サービス:なし(5分通話定額1年間無料)
データ容量:3GB・20GB
通話料金:22円/30秒(LINE通話無料)
LINEギガフリー:LINEでの通信し放題(速度制限後でも)
LINEMOはLINEギガフリーでのLINE使い放題が特徴です
LINEでのデータ消費が0になる為、速度制限がかかっていてもLINEでトークや通話のやり取りが出来ます
また、5分通話無料になる「通話準定額」が契約日から1年間無料になったり、契約後にPayPayでの還元があったりとキャンペーンが多いのも特徴です
更に「持込端末保証 with AppleCare Services」で現在使っているiPhoneをアップルの正規保証サービスに加入させる事が出来ます

途中でアップルの正規保証に加入できるのは、LINEMOかYモバイルだけから、iPhoneを使っている人は契約解除料も手数料もかからないし、iPhoneを修理する為にLINEMOに入るのもいいかもね

通信速度で比較(2022年5月時点)
ahamo | povo | LINEMO | |
平均ダウンロード速度 | 113.85Mbps | 104.08Mbps | 83.46Mbps |
平均アップロート速度 | 13.26Mbps | 16.15Mbps | 16.95Mbps |
通信速度の比較ではドコモの電波が使えるahamoが1番早い結果になりました
しかし、2022年5月時点での速度になるので、今後変動する可能性は十分あります
LINEMOが1番遅い結果でしたが、ソフトバンクは5G電波の人口カバー率は2022年4月時点で90%を超えています
著者は今後5G電波が主流になっていくと考えれば、速度自体はあまり変わらないと考えています
まとめ
ahamo:通話と通信両方使う人。少しでもサポートを受けたい人
povo:あまり通信をしない人。サブ回線として使う人
LINEMO:LINEを使う人。iPhoneが壊れている人
いかがでしたでしょうか?
今回はオンライン専用プランについて解説しました
オンライン専用プランは特徴が分かれていて利用者が分かれると思います
自分の使用状況にあった料金プランを選んでいきましょう
コメント