こんにちは【スマホ情報基地局のしゃもじーに】です
今回は2022年5月13日に楽天モバイルが発表した新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」について解説していきます
ついに楽天モバイルが2022年7月1日から0円でのサービスを廃止して最低料金1078円からのプランに切り替わります
さらに現在のプラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」を使っているユーザーも7月1日から自動的に新プランに変更なっています
いままで0円で使っていた人はどうしていけばいいのか?すぐに他社へ移るべきなのか?新プランの内容は?こういった疑問を携帯業界に10年以上いる著者が解説していきます
楽天モバイル新料金プランの内容
0円で使っていた人はどうしたらいいか
他社に移るならどこがいいのか
楽天モバイル料金について
Rakuten UN-LIMIT Ⅵとは
楽天モバイル公式サイト
楽天モバイルが2020年1月29日からサービスを開始している料金プランが「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」です
このプランの最大のメリットは1GB未満なら0円で維持が可能、更に楽天エリアであれば2980円で無制限でした
今回の新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」が発表された事で2022年7月1日からすべての楽天ユーザーが「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」へ自動的に移行されます

なぜ自動移行されるかは、電気通信事業者法の第27条の抵触する事を避ける為。旧プランの0円と新プランを比較すると旧プランが大きく有利なる、これが第27条の「過度な囲い込み」に該当するからだよ
Rakuten UN-LIMIT Ⅶへの移行
楽天モバイル公式サイト
新プラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」では今までの1GBまでは0円を廃止している
ただ、そのほかの3GB、20GB、無制限の段階制の料金には変更がない
しかし、これは楽天エリアに限った料金になり、今まで通りパートナーエリアでは5GB以降は速度制限が発生する
いつから「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」になるのか?
7月1日~8月31日:Rakuten UN-LIMIT Ⅵ
9月1日~10月31日:実質Rakuten UN-LIMIT Ⅵ
11月1日~:Rakuten UN-LIMIT Ⅶ
料金プランが自動移行するにあたって救済措置を設けており、2022年7月1日から8月31日までは「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」の料金プランで使用が出来る
9月1日から10月31日まではその月にごと1081円相当分の楽天ポイントで還元され、実質的に「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」の料金で利用が可能
11月1日からすべての楽天ユーザーは新料金「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」での使用が開始される
7月1日からの特典とサービス
楽天モバイル公式サイト
楽天モバイル公式サイト
【特典1】楽天ポイント最大6倍(6/1から先行スタート)
キャンペーンエントリー:+1倍
楽天ダイヤモンドランク:+1倍
楽天SPU(通常の買い物):+1倍
楽天SPU(楽天モバイル利用):+1倍
楽天SPU(楽天カード利用):+2倍
楽天ポイントが最大6倍になるキャンペーンを6月1日から先行で開始しています
解約や他社への移行を考えている方でも、楽天市場を使っている方のであればポイントの還元率が上がります
6月からの先行でスタートしていて、楽天モバイルも救済措置で4カ月は今まで通り使えます
すぐに解約や他社への移行をしない方がいいかもしれません
【特典2】3000ポイントプレゼント
7月1日以降にはじめて楽天モバイルに申し込みをすると「楽天ポイント3000ポイント」が貰えるキャンペーンがあります
7月1日以降の為、「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」への加入を促進するキャンペーンなので楽天モバイルへの加入を考えている方は検討してみてもいいかもしれません
【特典3】15分かけ放題3か月無料
7月1日から今まで10分かけ放題で毎月1100円だった通話オプションが料金はかわらず15分に拡大されます
この15分かけ放題が初めての申し込みで3か月無料になります
これまでに10分かけ放題に加入していた方は対象外ですが、5月13日以降にはじめて10分かけ放題へ申し込んだ方は7月1日から自動で3か月無料になります
【特典4】楽天グループのサービスが無料に
楽天ミュージックや楽天マガジンなどの楽天グループのサービスやYouTubeプレミアムの動画サービスが1カ月から3カ月は無料で使うことが出来ます
さらに無料期間後も利用料金が20%から44%オフになり楽天グループのサービスをお得に使うことが出来ます
楽天モバイル公式メール
7月から楽天ドメイン(@rakumail.jp)が開始されます
無料のサービスとして楽天モバイルのキャリアメールが利用できるようになります
初期設定とRakuten Linkアプリが必要ですが、楽天IDとの連携も出来るので、より楽天のサービスを使いやすく出来ます
新楽天モバイルのメリット・デメリット
1人で無制限なら安い
楽天経済圏でのメリット
0円運用が出来ない
楽天エリア電波問題
今後の楽天モバイルのメリットは無制限で2980円で利用が出来る事だと著者は考えいます
auやソフトバンク、ドコモの無制限プランは家族割引や光セット割引を入れて家族がいて毎月4480円です
これと比較すると無制限プランの中で1人でも毎月2980円の料金で使うことが出来るのは大きなメリットです
更に今回の楽天サービスとの連携強化をしています。これは楽天市場などの楽天経済圏を使っているユーザーにはうれしいサービスではないでしょうか
逆にデメリットは今までの0円運用が出来ない事と楽天エリア電波の問題です
楽天モバイルは0円で使えるから契約していた人は一定数いると思います
また、楽天の電波はプラチナバンドを持っていない為、まだまだ地下や商業施設では繋がりにくい問題もあります

乗り換えるならどこ?

今回の「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」は今までの楽天モバイルの「0円で使えるスマホ」の認識を壊すものでした
賛否両論あるとおもいます。しかし、今のスマホ業界は他社間の移動が自由な時代です
各社いろいろなプランを出しているので、今回の新プランが自分の利用状況に合わなければ乗り換えてしまえばいいと思います
0円を維持したい人
povo公式サイト
0円で維持する場合は「povo」一択でしょう
他に格安スマホで0円は一応ありますが、「povo」を提供するauの通信エリアや通信品質で同じ0円なら「povo」以外にする必要はないと考えます
現在の料金「povo2.0」は基本料金が0円でデータ容量や通話をトッピングするシステムです
その為、回線を維持する、一時的に使いたい方には最適です
通信量が3GBまで使う人
楽天モバイル
3GB:980円
従量制
UQモバイル
3GB:1479円
定額制
割引後最安値:990円
Yモバイル
3GB:1980円
定額制
割引後最安値:990円
LINEMO
3GB:900円
定額制
通信容量が3GBまで使う方は「UQモバイル」「Yモバイル」「LINEMO」がおすすめです
楽天モバイルの3GBまでの料金は980円ですが、従量制です
特にデータ通信は目に見えない為どれだけ使ったかがわかりにくく、通信を使いすぎて3GBを超えしまうことも起こります
「UQモバイル」「Yモバイル」「LINEMO」は定額制になり、使いすぎでも一定金額を支払うだけで済みます
他にも「UQモバイル」はau回線、「Yモバイル」「LINEMO」はソフトバンク回線を利用しているので、楽天エリアの電波より繋がりやすいです
通信量が20GBまで使う人
Rakuten UN-LIMIT Ⅶ
20GBまで:1980円(2178円)
15分通話オプション:1100円(税込)
合計:3278円(税込)
ahamo
20GB:2700円(2970円)
5分通話無料付き
合計:2970円(税込)
通信容量を20GBまで使う人はahamoがおすすめです
楽天モバイルの20GBまでの料金は2178円(税込)です。対してahamoの料金は2970円(税込)です
しかしahamoには5分通話無料が付いてきます
楽天モバイルの15分通話無料オプションを付けると合計3278円になります
通話オプションを入れたい方はahamoがいいでしょう

通信無制限で使いたい人
楽天モバイル
料金:2980円
※楽天エリアのみ
au
料金:4480円
※家族割、光セット割、auPayカード割込み
ソフトバンク
料金:4480円
※家族割、光セット割込み
docomo
料金:4480円
※家族割、光セット割、dカード割込み
通信量を無制限で使いたい人は1人では楽天モバイル。家族では「au」「ソフトバンク」「docomo」がおすすめです
著者は楽天モバイルのメリットでもお伝えした、1人で無制限2980円は安いと考えています
通信量を無制限で使う場合「au」「ソフトバンク」「docomo」では割引をフルで入れると4480円になります
しかし、楽天モバイルが無制限なのは楽天エリアのみです
楽天エリアが入るかどうかがネックですが、無制限で使いたいのであれば電波の繋がりやすさは重要と考えます
まとめ
今回の楽天モバイルの新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」は著者としては第4の携帯会社としての攻めの姿勢と感じています
確かに0円で使えない事で楽天モバイルの強みがなくなったと感じる部分もありますが、冷静に比較しても使い方によっては安いと思います
しっかりと自分の使用状況と比較して自分に合った携帯会社を選びましょう
最後までよんでいただいてありがとうございました

個人的には新しい事に挑戦している楽天モバイルは好感が持てます
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